がん診療において大切なのは、予防、早期発見、適切な治療、そして治療後のフォローです。
院長は外科医として、消化器がん・乳がん・甲状腺がんなどの手術に携わるとともに、がん薬物療法専門医として、これらのがんに対する抗がん剤治療や緩和治療、さらに診療科の枠を超えた治療のコーディネートにも取り組んできました。
これまでの経験を活かし、当院では地域にいながら、安心して専門性の高いがん診療を受けていただける体制づくりに努めています。
がん診療
がん診療

がん診療において大切なのは、予防、早期発見、適切な治療、そして治療後のフォローです。
院長は外科医として、消化器がん・乳がん・甲状腺がんなどの手術に携わるとともに、がん薬物療法専門医として、これらのがんに対する抗がん剤治療や緩和治療、さらに診療科の枠を超えた治療のコーディネートにも取り組んできました。
これまでの経験を活かし、当院では地域にいながら、安心して専門性の高いがん診療を受けていただける体制づくりに努めています。
質の高いがん薬物療法を提供するために、幅広い臓器のがんに対する薬物療法の知識と技術を有する専門医です。一般には腫瘍内科医とも呼ばれ、2026年4月1日現在、1,859名が認定されています。その多くは血液内科、呼吸器内科、消化器内科など内科系出身の医師であり、外科出身の専門医は比較的少数です。
当院では、外科医としての手術経験と腫瘍内科医としての専門性の双方を活かし、お一人おひとりの状態に合わせた治療をご提案しながら、地域で安心してがん診療を受けていただけるよう努めています。
日本人を対象とした研究結果から、「たばこ」「お酒」「食生活」「身体活動」「体重」の5つの生活習慣に「感染」を加えた6つが、日本人のがんの発生に影響することが分かり、「日本人のためのがん予防法(5+1)」が提唱されています。ここでいう「予防」とは、がんになるリスクをゼロにすることではなく、がんになるリスクを減らすことを意味します。
たばこを吸わない、
他人のたばこの煙を避ける
現在分かっているがんの要因の中で、喫煙は男性では最も多く、女性でも2番目に多いとされています。喫煙者は非喫煙者に比べて、何らかのがんになるリスクが約1.5倍高くなることが分かっています。またたばこを吸わない人でも、他人のたばこの煙を吸い込む(受動喫煙)ことで、肺がんや乳がんになるリスクが高くなります。
飲酒をひかえる
飲酒は男女ともに喫煙・感染に次いで多いがんの要因です。飲酒の量は少ないほど、がんになるリスクが低くなります。
減塩する、野菜と果物をとる、
熱い飲み物や食べ物は冷ましてからとる
塩分の多い食事は、男女ともに胃がんのリスクを高めることが知られています。また野菜や果物をとることで、食道がんのリスクはほぼ確実に低下し、胃がんや肺がんのリスクも低くなる可能性があります。さらに熱い飲み物や食べ物をそのままとると、食道がんのリスクが高まると報告されています。
日常生活を活動的に過ごす
仕事や運動などで体をよく動かす人ほど、がん全体の発生リスクが低くなるとされています。
太りすぎ・やせすぎに注意する
男女とも、太りすぎでもやせすぎでも、総死亡リスク(すべての原因による死亡)は高くなります。がんによる死亡リスクも同様で、男性ではやせすぎの方でリスクが特に高くなります。女性では、BMI 30.0〜39.9(肥満)でがんによる死亡リスクが25%高くなるとされています。また、男女ともにBMIが高くなるほど大腸がんのリスクが高くなり、閉経後の女性では乳がんのリスクも高くなることが分かっています。(BMI=体重(kg)÷ 身長(m)の2乗)
感染の検査や予防接種を受ける
がんの要因として、感染は女性で最も多く、男性でも2番目に多いとされています。具体的にはB型・C型肝炎ウイルスによる肝がん、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)による胃がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸がん、ヒトT細胞白血病ウイルスI型(HTLV-1)による成人T細胞白血病・リンパ腫などがあります。B型肝炎やHPVのワクチン接種、ピロリ菌の除菌などにより、がんのリスクを減らすことができます。
当院ではがん検診や人間ドックの受診を積極的におすすめしています。また、がんが疑われた場合には、必要な検査を速やかに行い、必要に応じて専門施設での精密検査や手術を含めた治療が受けられるよう、迅速に手配いたします。
がんサバイバーとは、一度でもがんと診断されたことがある方を指します。当院では、専門施設での治療が一段落した後のフォローに特に力を入れています。
術後経過観察
(術後サーベイランス)
術後サーベイランスとは、がんの手術後に定期的な経過観察を行うことです。再発や転移を早期に発見することを目的としており、がんの種類によって期間や間隔は異なりますが、血液検査やCT検査、超音波検査などを定期的に行います。再発や転移を早期に見つけることは、その後の治療の選択肢を広げるうえで重要です。当院では64列CT装置による造影CT検査が可能で、病院と同等の術後サーベイランスに対応しています。
術後薬物療法
術後薬物療法とは、がんの根治手術後に再発リスクが高い場合、そのリスクを下げる目的で行う抗がん剤治療です。がんの種類や進行度によって、治療内容(レジメン)や期間は異なります。当院では、さまざまながん種に対する内服による術後薬物療法に加え、一部の点滴による術後薬物療法にも対応しています。
切除不能・再発に対する治療
がんが切除不能であった場合や再発した場合には、手術、抗がん剤治療、放射線治療などが選択されます。これらの治療が適切かつ円滑に行われるよう、専門施設と密に連携しながらサポートいたします。
緩和治療、対症療法
がんによる痛みをはじめとしたさまざまな症状を和らげる治療は、がんに対する積極的な治療の有無や内容にかかわらず、非常に重要です。当院では、患者さまの症状に丁寧に耳を傾け、痛みや不安、倦怠感などの軽減に努めます。また、患者さまやご家族が安心して日常生活を送れるようサポートいたします。さらに再発のない方に対しても、がん治療後の副作用や後遺症の緩和、気分の落ち込みや不眠などへの対応を行い、生活の質(QOL)の維持・向上に努めています。必要に応じて、輸血などの対応も行います。
アピアランスケア
アピアランスケアとは、外見の変化による悩みを軽減し、その方らしい生活を送れるよう支える取り組みです。
がん治療では、脱毛や皮膚・爪の変化、色素沈着など、外見にさまざまな変化が起こることがあります。こうした変化は、見た目だけでなく、気持ちや日常生活にも影響を与えることがあります。
院長は、がん薬物療法専門医としてがん診療に携わるとともに、皮膚科・美容皮膚科の診療経験があります。そのため、がん治療による皮膚トラブルや外見のお悩みに対し、がん治療と皮膚科・美容皮膚科の両方の視点から適切なケアをご提案します。
治療中・治療後の皮膚トラブルやスキンケア、色素沈着、傷あと、美容皮膚診療についても、お気軽にご相談ください。
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